2010年05月29日
黒ゴマ、白ゴマどっちがいいの?

漢方薬 漢方相談 治療 不妊症 慢性皮膚炎 うつ 不眠 静岡県島田市 漢方薬の小林薬店
28日は、歯槽膿漏の漢方相談、眼精疲労の漢方相談、胃下垂の漢方相談、
自律神経失調の漢方相談などがありました。
こんにちは~。
先日、お客様より「黒ゴマと白ゴマによる違いはありますか?」とのご質問がありました。
時々同じような質問を受けることがありますので、ここでお答えいたしますね。
結論を先に言えば、ほとんど違いはなく、どちらでもかまいません。
黒ゴマは40~45パーセント、白ゴマは50~55パーセントの脂肪油を含んでいますが、
この不飽和脂肪酸は動脈硬化の原因となるコレステロールや中性脂肪の害を防ぎ、
血管内のアテロームとよばれる粥状の脂肪酸を溶かす働きがあって、
酸化した油の毒性を解毒します。
また、成分中のセサモールとビタミンEには酸化防止作用があります。
この他にもアミノ酸やビタミン、ミネラルなど実に数十種の栄養成分を含有する
素晴しい天然の複合体なのです。
ほぼ同じ成分なのですね。
つづく
平成薬証論(渡辺武著)より抜粋
Posted by 小林 at 20:22│Comments(0)
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